蒸し暑い部屋の中
窓に背を向けながら
僕は歌ってた
懐かしくてどこか悲しい歌
涙をこらえながら歌ってた
今日の夜空は曇ってる
昨日はあんなに綺麗だったのに
まるで僕の心みたいだ
晴れたり曇ったりを繰り返してる
裸足であの海まで駆け出して
世の中への不満を叫んだりする勇気は僕にはないけど
歌を歌うくらいは出来る
聞かせるのはまだ無理だけど
歌を歌うくらいは出来る
蒸し暑い部屋の中
窓に背を向けながら
僕は歌ってた
懐かしくてどこか悲しい歌
涙をこらえながら歌ってた
昨日窓から見えた制服着た学生
将来のことを何も考えず
目の前の恋に夢中な彼らより僕の方が
優れてると思っていた
僕の方がえらいと思ってた
でも友達と笑顔で話す彼らがキラキラして見えた
羨ましかった
そんな僕でも歌を歌うくらいは出来る
聞かせるのはまだ無理だけど
歌を歌うくらいは出来る
蒸し暑い部屋の中
窓に背を向けながら
僕は歌を歌ってた
懐かしくてどこか悲しい歌
涙を流しながら歌ってた
涙も声もかれたとき
君が現れた
そして僕に小さな声で言ったんだ
「歌は誰かに聴かせるものだよ」
蒸し暑い部屋を抜け出して
大空の下
君のために僕は歌う
懐かしくてなぜか笑顔になる歌
笑いながら僕は歌う
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