白く濁った朝の手前で
まだ夢の残骸を踏んでる
正しさの輪郭なぞっても
僕のカタチは見つからない

「必要だ」って言葉の裏で
削れていく音がしたんだ
誰かになれないまま今日も
名前だけを使い回してる

壊れないように壊していった
期待も感情も順番に
息の仕方すら忘れたまま
まだ生きてるフリをしている

命を微笑ってしまう夜に
僕は何を信じればいい
救われたいわけじゃないのに
ここに居たいと願ってしまう

間違いばかりの鼓動でも
消えない理由になれるなら
この声が嘘でもいいから
せめて今だけ本当でいさせて

透明になれた教室で
誰にも触れられない『安心』
でも本当は気づいてほしくて
雑音みたいに息をしてた

優しさはいつも遅すぎて
痛みのあとからやってくる
それでもまだ待ってしまうのは
僕が弱いからなんだろう

命を微笑ってしまう僕に
まだ名前をくれるなら
壊れてしまっても構わない
この世界に痕を残したい

正しさなんていらないから
間違いごと抱えていく
消えないで消えないでって
叫ぶ声が やっと僕だった

もしもさ
全部 間違いだったとしても
ここまで来た足跡だけは
消さなくていいって思いたかった

正しさに選ばれなかった僕でも
確かに ここで息をしていたって
それだけは誰にも奪わせたくなくて

何も残らないなら
せめて この震えだけでもいい
“生きていた”って証明を
どこかに 置いて“生きたかった”

ねえ
「ここにいる」って言ってもいいかな
うまく呼吸できなくても
まだ終わりにしたくないんだ

まだ
この声が届かなくてもいい
誰にも見つけてもらえなくてもいい

それでも
消えなかったこの鼓動だけは
嘘じゃないって言わせてほしい

未明の呼吸の外で
それでも僕は
まだ ここにいる
まだ ここでいる
ここにいる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

未明、呼吸の外で / 歌詞

知声に歌ってもらった
"ボカコレ2026夏ルーキー投稿楽曲"の歌詞になります。

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投稿日:2026/08/21 19:00:15

文字数:767文字

カテゴリ:歌詞

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