1S)遠くまで遠くまで響いてゆけ
砂嵐叢雲(すなあらし むらくも)を裂き散らして

1A)揺れ光る月光の影に舞う
凍えたように震える声
触れることもできぬ刻(とき)の隙間
見ぬふりして通り過ぎる

1B)逢いたさが募るほど
胸に狂い乱れる
言の葉、飛沫(しぶき)あげ
想いをさらう


2S)走り出せ走り出せ止まることなく
息を切り鼓動早く打ち鳴らして
急げよと急げよと背なを押すくらい
強い疾風(かぜ)纏(まと)わせる
キミノコエ



2A)肩ごし鈍く光った夕焼け
戸惑う唇を噛み締めて
届かぬとわかって尚見上げる
恋し日と重ね眠る

2B)覚えのないものならば
すぐに手放すのに
記憶の糸絡み
解けぬように

3S)待ちわびて朽ち果てて光り芽吹く声
膝抱え蹲(うずくま)り眠ってた
空高く天青く瞳染まる色に
想い馳せ耳澄ます
キミノコエ


4S)どこへでもどこまでも響き還ってゆけ
廻る大地寄せる波の彼方まで
その声に名前があるとするなら
心が始まった場所
「キミノコエ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

キミノコエ

初めて人を好きになったとき、心にはじめての感情をもちます。好きになった人の声も特別なものです。そういう気持ちで書いてみました。歌詞の文字数など、変更も対応できます。よろしくお願いします。

閲覧数:241

投稿日:2018/03/20 16:30:45

文字数:440文字

カテゴリ:歌詞

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