心に在る疑問
運よく神さまが教えてくれたらいいのに
何度そう思ったろう
やりきれない
幾度日にちを重ねても
忘れられない
もともと記憶力はいいけど
どうしたって忘れられない

もう君は
心のなかの住人なんだよ
失うことがこわくて
いちばん避けたくて

君のこと
手に入れられると思ってた
想ってたんだ

根拠なんてどこにもない
僕の、心の闇を光に変えてくれた
それだけだったけど嬉しかったんだ

僕を包んでくれるあたたかさが欲しくて
今日、この日だけでも繋がれるなら
それでもよかった

頭の片隅で思った
「この時間が永遠に続けばいいのに」

想いが届いたと思ってたんだ
勘違いで終わりたくはなかった

確かめたらよかったんだ

傷つくこと恐れた勇気がなくて

失いたくなくて




もう遅くても
もう一度
友だちでもいいから
君と――。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

未タイトル

閲覧数:102

投稿日:2016/06/17 22:50:45

文字数:371文字

カテゴリ:その他

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