「あー!!梅雨っていやだああ!!」
「じめじめするもんねぇ」
「早く終わればいいのになぁ」
「ねぇねぇ、夏休みs「海!」「夏祭りフゥゥウウゥウゥウ!」まだなにも言ってないし」
「「じゃあなによ?」」
「いやさぁ、うち、都会の方から姪っ子がくるわけよ。夏休みを利用して。
そんでさぁ、ここあたりを案内するにあたって、良い場所はないもんかと。」
「あーなるほどね。」
「良い場所っていってもここあたり都会にくらべれば超がつく田舎じゃん。
都会っ子の心をくすぐるようなものなんかなくね?つーか、その子っていくつ?」
「7歳」
「「ちっちゃ!!」」
「いや、わたしらとあんま変わらないじゃん」
「うーん、なんかないものかねぇ」
「夏といえば・・・海・・・祭り・・・」
「・・・怪談、とか?」
「おおお!怪談か!いいねぇ!」
「真夏のお供といったら怪談だなぁ!でも心霊的なスポットなくないか?」
「・・・ないな」
「・・・・私達で、つくっちゃおうか」
カァアアアァア!カアアアァアア!
「うわ!?」
「ビックリしたぁ!カラスかよ!」
「・・・・」
「どうした?」
「いや・・・あのカラスが飛んでいった方向にさ、
なんか家あったよね?ふっるーーい大きな家。」
「ああ、なんかあるね。」
「幽霊がでそうな家でしょ?」
・・・・・
「今、私達が考えた事、同じじゃない?」
「うん。以心伝心した気がするよ」
「じゃあ、やることはきまったね?」
「「「怪談を、つくろう」」」
「うわ、なんか楽しくなってきたよ!?」
「じゃ、どうする?どんな幽霊にする?」
「女子高生とかどう?なんか怪談の定番みたいなきがするし・・・」
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「よし!できたね」
「じゃあ、どうしようか」
「あのさ、いろんな人にこれをまわさない?
人の噂は、すごいまわるから」
「よし、そうしよう」
「幽霊屋敷の首吊り少女、ここに完成!」
【自己解釈】 幽霊屋敷の首吊り少女 プロローグ
続きます。
次回、(やっと)主人公登場
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