回送列車に乗り込んで
夜を待つ今日の君を見てる
回想ばっか、馬鹿みたいね
って僕を笑った君を見てる

水平線を窓に描いて
月明り射した海を見てる
海底だって遠くないね
って夜霞む列車が海を往く

ああ、まだ 君の声を愛せたなら
ああ、ただ 僕の声が届くのなら

半透明な水を掻いて
君の手を引いた夢を見てる
感情なんて僕にないね
って強がるように海を歩く

月が照らした海を歩く

ああ、まだ 君の声を愛せたなら
ああ、ただ 僕の声が届くのなら

ああ、まだ 君の声を愛してるから
ああ、ただ 僕の声は夏に爆ぜた

君を映したこの目の中
海にこぼした夏の青だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

海中奇譚 歌詞

閲覧数:43

投稿日:2023/10/22 22:38:15

文字数:279文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました