赤い 赤い
地獄のような景色
かすめた冷たいもの そこへ落とす

小さな彼女は羽を焦がした
雫を垂らせば どっと沸くは爆笑

「無駄なことを」
「そんな雫で」

ここは我らの家だ
ここは私の家だ
それを淡い炎なぞに奪わさせはしない
たとえ炎が消えず燃え続けても
ここは我らの家だ
奪わさせない

熱い 熱い
絶望覆う景色
集めた滴るもの そこへ落とす

大きな彼らは家を見捨てた
笑いをこぼせど じっと待つは協力

「お願いです」
「森を助けて」

ここはもうすぐ灰だ
ここは燃えつき消える
それを淡い期待なぞで死んだりしたくない
たとえ炎が消えて元に戻ったとして
それは多くの灰だ
もう戻れない

「そんなことをして、何になる」
との問い掛けが
彼女を針のように刺す
火の海の中 彼女は凛と答えた
「わたしは、わたしができることを──」

ここは我らの家だ
ここは私の家だ
それを淡い炎なぞに奪わさせはしない
たとえ炎が消えず燃え続けても
私はすることをした
それが全てだ

それで全てだ

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

クリキンディ

“横着する者と努力する者、どちらが優れているでしょう?”

道徳の教科書を読んでいたら、タイトルが名前の鳥が出てくる話があって、それにとても関心を覚えたのでイメージとして作ってみました。

その鳥がオスかメスかすごく迷ったのですが、一人称がわたしだったので女かなと……か、彼女でよかったのかしら(;・ω・)
このときつけていた曲は「みんなのうた」みたいな感じでした。

閲覧数:86

投稿日:2010/05/07 18:55:49

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました