【A】
暗い部屋でふと なびいたカーテン
聴こえるのは虫の声と テレビの笑い声
楽しくもないのに 笑ってるような
そんな音が眠い頭に響いた

【A】
チャンネルを変えても 暗いニュースとか
嘘くさい流行りすたりや 押し付けの価値観
一枚だけ膜を張りながら生きる
俺もあまり変わりはないんだけどな

【B】
やりたいこともやれないんだ
言いたいことも言えないんだ
自分で他人を演じてんだ
どうすれば俺は俺なんだ

【C】
ねぇ 虚しくて仕方ないけど
泣けも笑えもしない今日
からっぽの胸に流れ込む
繰り返す毎日

【C】
ねぇ この胸が日々に擦れて
なくなってしまいそうだよ
夜空に穴開ける満月を
壊してしまいたい


【A】
目覚めたけれど しばらく布団に
それが唯一感じれる 世のぬくもりだった
八百長ばっかの 偽物の世界
ぜんぶ壊すために爆弾を作る

【A】
胸とか頭の 恨みやつらみ
嫌いな感情も全部 混ぜ合わせてできた
爆弾を抱えて 街へと繰り出す
いつか爆発させるときを待ちながら

【B】
嫌なことだけやらされんだ
思わないこと言わされんだ
感傷に浸っている俺の
痛いとこだけを持っていって

【C】
ねぇ 虚しくて仕方ないけど
泣けも笑えもしない今日
からっぽでもなぜか重たい
胸が不思議だよ

【C】
ねぇ 俺自信が日々に擦れて
なくなってしまいそうだから
この爆弾に火をつける
ただ空に叫ぶ

【D、語り】
クソみてぇな人生だった
意味のねぇ人生だった
誰かのために生きるふりをして
いつの間にか自分のために生きていた
喜びも悲しみもない交ぜにしてくれ
怒りも楽しみもうやむやにしてくれ
生きたいなんて言わないように
死にたいとはもう言わないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

爆弾

世の中への不満を、世間への爆弾のつもりで書いてみました。

閲覧数:180

投稿日:2014/03/19 17:05:26

文字数:732文字

カテゴリ:歌詞

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