この場所に ひとりきり
前よりもっと静かで
空は変わらず青く
火もまた赤く

ミサイルで溶けて 液状化
砕けた部品たち あつめて
たてたアンテナは 寂しげだ
ぼくとおんなじだね

人工知能と エトセトラ
はじめの受信は お舟から
地球はまだきれいですか と
人でない僕にたずねる

僕には「綺麗」がわからない
心を持たないさみしんぼ
今日も どこか いるはずの
誰かの 言葉を待ってる

部品いっぱい かき集めて
大きくなってきた アンテナ
気づけばそれは 町一つ分
手紙もたまってきた

人工知能と エトセトラ
二回目の受信は どこから?
「独りはいやだ」と さけんでる
ひとりの女の子のようだった

ひそかに立ててた 送信機
ぼくのことばを今 宇宙へ
君に届けたくて 叫んだ
僕も寂しいよと

たった一つだけ分かち合えたよ
心の生まれたさみしんぼ
今日は どこか いるはずの
あなたの返事を待ってる

ただ広いだけのこの闇のなかで
僕だけが知ってる君の心

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ひとりぼっち惑星

ゲーム、ひとりぼっち惑星をイメージして書きました

閲覧数:234

投稿日:2016/07/06 23:07:44

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

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