砂の速度はいつも退屈
足は冷たく動きは重く

髪は伸びてく 影も伸びてく
服は濡れてく ずっと待っている

遠く連なる塔 赤い灯に
声は渦の中消えた

もし君がひとつ目を亡くしてしまったとしても
傘を忘れた時も殻に籠ってしまってても
もうガラス越しに誰も映らなくなったけれど
いつか迎えに来てよ 雨は紫

何かが一つずれてしまった
吐いた息さえ煙に見えた

人の渦の中で息苦しさの中で
独り考えてた

もし君が遠い何処か声を忘れたとしても
それを気にしない程の時間をかけて歩く
もう君がくれた傘を無くしてまったとしても
迎えに来てくれたら 雨は紫

そして
もう君の傘を見つけられなくて立ち尽くした
もう君を忘れていいと思える自分がいた

少しずつ失うものを数えて10でやめた
あの日の隙間に降る雨は紫

あめむらさき

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アメムラサキ

Leosterさんのイラスト「あめむらさき」をモチーフにして書いた曲の歌詞です。
◆動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22189955

◆イラスト
(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=27681187)
(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39538427)

閲覧数:274

投稿日:2013/11/05 00:08:39

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

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