一瞬だった 世界が変わった
視線の先にいるのは 誰
求めてやまない 君は何処?
唇が弧を描く 「嬉しい」と
僕はお前なんて知らないのに
舌が甘く呟く 「待っていた」と
僕には関係ない話だろ
今目の前にあるもの
理解不能の出来事
拒絶する心と身体
きつく唇を噛み締めて
握り締めた掌の痛み
突き付けられた真実が襲い掛かる
赤い瞳が 捕らえて逃がさない
ここは何処だ これは何だ
君がいない景色の中で
何故、僕は生きている?
神は言う 「愛し子よ」と
君がいないこの世界で
神は微笑む 「君は特別だ」と
そんなもの 意味がないんだよ
受け入れたくないもの
認めたくないこと
戻りたい過去
避けたい未来
目を背けたい 今
結局全て現実となって押し寄せるんだ
赤く染まる 月を搦め取って
嗚呼 忌々しい
ぐるりと反転した生きる理由
嘘で塗り固められたこの世界から
君がいる あの日々に
その為ならば 僕は
(世界を壊すことだって、容易い)
受け入れたくないもの
認めたくないこと
戻りたい過去
避けたい未来
目を背けたい、今
終ぞこの身体の戒めは解けないと
そんな言葉で 怯むと思うか?
君がスキだった景色を脳に刻み込むよ
望むことは ただ一つ
(僕の神様はたった一人だと、思い知らせてみせよう)
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