マヤ文明が予言した、2012年の地球崩壊説はある意味において実現していた。
6月10日。ギリシャ財政破綻によるEU及びユーロ通過の廃絶。同時に世界主要国以外の国が一斉に政治を放棄し、アメリカまでもが州ごとに分裂してしまった。
しかして主要国の苦肉の策により、大陸1つごとに1つの大きな国が設けられる事になった。
南アメリカにはその儘アメリカやカナダの人々、北アメリカにはなんとロシア、オーストラリアには中国やインドのアジア系人民が。アフリカには発展途上国民が集められ、ユーラシア大陸には何の略称だったかは忘れたが元EUのヨーロッパの人々が新しく輪を作り住み着く様になった。
南極には余程人が住めない所為で、そこは人類の共同墓場となり最も死に近い場所になっていたが、その後半年間には誰もが納得する世界地図へと変わっていた。
そんな中、世界で唯一移住しなかった国がぽつんと小さく浮かんでいた。
しかしそれも1つの国ではなく、小国家の集まりによって作り上げられた連合。
名を『新日本大連合国』と改めたそこは、アメリカと同じく今まで“都道府県”としていたそこを個々の“国”と改め、2012年、鎖国を決めたのだった。
それまで世界各国に依存していたその国は自給自足が実現していた江戸時代をどうにかして目指し、鎖国の中で時代を逆流し始めたのである。
そして2072年。
新日本大連合国が鎖国を始めて60年経った今、丸で歴史を繰り返すかの様に、開国を求める声が上がり始めた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ホームに何か置けるまでの仮小説冒頭

世界滅んだから鎖国したら時代逆流して、なんか平成すごいねって話。

もっと見る

閲覧数:207

投稿日:2015/10/28 09:45:30

文字数:630文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました