遠くこだまするこの声はやがて風に流されて人の波に消えてく
声の届かないこの街の隅で僕たちは何処へ向かえばいいのだろう

声をあげても思考巡らせても正解など見つからない難しい世界で
行き場失くした細い指先を繋ぎあって絡めあって生きていく意味を見つけ出した

今生まれ落ちた意味を噛み締めて歩き出した空の青が眩しいこんなにも僕は生きている
今生まれ落ちた意味を噛み締めて見えたものは揺れるセカイ命が舞い踊り歌い巡ってく
ねえほらまだ覚めることのないあえかな夢の中でこんなに美しいもの見つけた

風が吹きすさぶこの街の隅でまた僕たちは何度でも探していく
それがどんなに小さな蕾でもまた僕たちは何度でも咲かしていく

張り詰めていた糸を緩めたら耳の奥で聞こえてくる懐かしいメロディー
歌を注げばまるで花のように開いてゆく咲き誇ってく希望のカケラ

今生まれ落ちた意味を噛み締めて歩き出した空の青が眩しいこんなにも僕は生きている
今生まれ落ちた意味を噛み締めて見えたものは揺れるセカイ命が舞い踊り歌い巡ってく
ねえほらもう覚める時がきたみたい明日からはほんとの希望探して歩くよ

まだ大人になれない僕たちはこの小さな両手を繋げて
役に立たない玩具携えて二人で一つに歩いていった
まだ大人になれない僕たちは弱く脆いそんな僕たちは
この小さな両手を繋げては
そっと泣いてまた歩いてく

答えなどわからなくていいから
永遠なんて無くたっていいから
また僕たちは世界を旅してく
空を越えてもまた歩いてく