部活終了後、友達と話をしていたら声をかけられた。

振り返ると、私の後ろには巡音先パイ。


「へ?」


巡音先パイは指で合図すると、私を音楽準備室へ連れて行った。


「…どうしたんですか?」


巡音先パイと二人きりなんて…

あの、みんなの憧れの巡音先パイと…

緊張する…ッ!


「あのね、初音さん」

「…はい」

「あなた…最近声が出てないと思うの」

「声…ですか?」

「えぇ。あなたは声がよく出てたし、質も綺麗だったから言う事はないと思ったんだけど…最近おかしいわよ」

「……」

「悩みがあるなら聞くけど?」

「…え……」


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

magnet☆3☆

『magnet☆4☆』へGo!

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投稿日:2010/03/27 13:38:21

文字数:278文字

カテゴリ:その他

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