背中の穴はもうふさがらないの
なら代わりを探せばいいでしょう?
誰かじゃない 私の力で

子供の頃 背中にあったのは
「夢の翼」
真っ白な紙 大きく描いた
「未来の地図」

けれどいつしか 翼は抜け落ちた
地図は黄ばみ そして
朽ち果てた

背中の羽は もう生えてこない
なら代わりを探せばいいでしょう?
羽じゃない 私の力で


背中の穴 夢の抜けた痕
「虚ろな穴」
真っ暗な穴 覗いた先には
「小さな子供」

子供は叫ぶ 黄ばんだ地図を持って
思い出して 夢を
もう一度

背中の傷は もう疼きもしない
なら代わりを探せばいいでしょう?
叫びじゃない 私の力で


子供は泣いて 私に叫ぶ
「羽もないのに どうやって飛ぶの?」
私は笑って 子供に言ったの
「羽がないなら 走ればいいの」


背中の穴は もう叫びはしない
なら代わりに 私が叫ぶだけ
誰かじゃない 私のために

全力で駆け抜けていくだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

抜けた羽

オリジナル歌詞です
ロックな感じの曲にしたいです

昔の私から見て、今のは私はどう映っているのでしょうか

閲覧数:141

投稿日:2011/02/05 23:20:53

文字数:403文字

カテゴリ:歌詞

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