「広い世界」って言われても結局のとこ
目の前のことしか見えないし追えなくて
想像してもそれが正解かなんて知らなくて
「正しい」と言われてもそこには不安しかない

想い描いた世界に丸を付けられた答案用紙
採点してくれたのは先生?それともバイト?
マニュアル通りに付けたAIでも信用できる?
AIに丸を付けるのは誰?その人に丸は付く?

世界の広さ知っても手を伸ばさないのって
すごく罪悪感にまみれて自分が嫌になって
それでも眺めてるだけで足が向かなくて
追い越された友達に手を振るのがやっとなんだ

みんな前だけ向いていてカッコ良くて
ねぇ私の方は向いてくれなくて良いから


「無数の幸せ」って聞いてもつまるところ
手のひらですくった分しか無いしこぼれてく
理想を挙げてもそれが手に入る保証は無くて
「頑張れ」と励まされてもここには何も無い

完コピした設計図に丸を付けられたチェックリスト
査定してくれたのは博士?それとも素人?
プログラム通りに評価した知能に判断できる?
知能に合否付けるのは誰?その人は何点?

理解の早さ知ってて考えるのやめるのって
とても重圧感にまみれて自分に疲れていって
この目に映してるだけで声も出なくなって
過ぎ去ってく君達に笑みを贈るのがやっとなんだ

みんな目標に向かって立派すぎて
ねぇ私の事は忘れちゃっても良いから


まるで地層の動きみたいな遅さで
1センチに千年?万年?一億年?
みんな通り過ぎたの何百回目?
追い越されるのにも慣れちゃった

それぞれのペースがあるからって
優しい声かけてくれた君も今は
辿り着けない場所に行っちゃった
きっとその場所が幸せであるように

想いが光になって追い越してく
あたかも高速移動するように
引き離された届かない光に拍手を
打ち切られた明日のない闇と握手を


あーあまたひとりぼっちになっちゃった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

地球一杯の常識

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投稿日:2021/09/04 13:46:41

文字数:791文字

カテゴリ:歌詞

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