明け方の森の林で酔うは華麗な赤のしゃれこうべ
誰も彼も覗けぬ所以 それは偏に誰もいない
これぞ真夏の真冬の温度 調べ調べて何度になるの
零度以下なら新たに登場!朱化粧(ちげしょう)しているあの女

ゆらりゆらりと佇み霧に突入していく一人の男
数分経てば叫びに変わり、二度と姿を見ることなし
居たぞ居たぞと見つかる姿 それは塗れた赤い色
触れてみれればべったりしてる あれま、これは血じゃないか

白い白いはあのお城 他の色は何もない
だけど城内踏み込めば 床は綺麗な黒い色
踏めば踏むほど違和感を これはなんぞと拾い上げ
小さく悲鳴を上げて放つ これは人の髪の毛、と

かつりかつりと鳴るヒール それはどこでも鳴る音で
あれやこれやと聞こえるの ヒールの音と悲喘(ひめい)もね
艶やかな声だけど、どこかどうやら恐ろしい
誰か助けてくださいと言って掴んだ白骨体

「嫌よ、もう嫌!たくさんよ!」リタイア寸前の女声(おんなごえ)
それはいつやら聞こえなく、あららどうした寝ているわ
起こしてあげよう、そうしよう! けれど、どうやら呼吸なく
あらら、どうしよ。そう言って、結局放置をしてみます

リビングソファーでゆったりと寛いでると変な気配
これはもしや、とクッション抱いて体を丸めて回避中
寒いと感じたその瞬間、脈打つ鼓動と止まる息
喉を圧迫されれば気絶寸前、さよなら現実と手を振った

さてさて、ここはどこでしょう?
あちらも暗闇、こちらも暗闇だとは
行き場がないとはこのこと、足止め
そして、またもや暗転くるりん!

明け方の森林に佇む己、目の前には一人の男
そこに霧がかかって奥にはお城、その白明白
どこから聞こえるヒール音 そこに転がる白骨体
それはどうやら自分らしいと気付いて数瞬、そしてまた。

暗転くるりん!くるくるくるくる、くるり!
あれれ、どうやら迷宮みたいで出られないので
それでは私の代わりを探しましょうか。
ここから出るのに必要なのは、生贄一体了解です。

「次はお前の番だぞ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

暗転迷路

お題で書いてみたシリーズ。

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閲覧数:198

投稿日:2011/09/04 10:59:06

文字数:850文字

カテゴリ:歌詞

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