人は生まれてから死ぬまでに何回悩むのだろう
自分が他人と違うのはどうして
そんなことを悩んだところで
自分は自分でしかなくてけれどもそれでも
他人と同じになりたくて他人と同じになれなくて
理想と現実の狭間で悩み続ける
そうして人は生きていくのだろう

人は生まれてから死ぬまでに何回迷うのだろう
自分が他人と同じなのはどうして
そんなことを迷ったところで
自分は自分でしかなくてけれどもそれでも
他人と違っていたいのに他人と違っていられない
理想と現実の狭間で迷い続ける
そうして人は死んでいくのだろう

自分は自分他人は他人
他の何者でもないただ一人の人間
なんてきれいごとをならべたところで
なりたい自分はいなくならないから

同じ人間などいないのに他人と同じになりたくて
同じ人間などいないのに他人と違っていたいのさ
理想と現実の狭間で抗い続ける
そうして人は生きているのだろう

そうして人は生きているのだろう