描きかけの地図
何かを掴むのは 何かを手放すこと
ひとつを選ぶのは ひとつを諦めること
その日を怖れながら 僕らはここにいる
答えを求めながら 踏み出せずに
遠い青空に 淡い明日を描いて
過ぎる季節の長い影を 眺めているだけ
青春は 魔法の揺りかごじゃない
一人ひとりの物語が 始まる時
自分の足音に じっと耳を澄ます
進むべき道は 何処にあるのだろう?
孤独を学ぶのは 自分に出会うため
若さの危うさを 見つめるため
描きかけの地図が 心に広がっている
めぐり会うべきひとが 何処かで待っているはず
青春は あてないさすらいじゃない
まだ見ぬ世界 勇気胸に羽ばたく時
間奏
倒れた者の肩にも きっとまた陽は昇る
傷を負うほどに 立ち上がるたびに きらめく命よ
共に笑い 泣き 時にぶつかり合って
分かり合えてた日々に 偽りなどはないけど
あまやかな時代に 別れを告げて
一人ひとりの道を 歩き始める日が来た
閉じられた窓の隙間に 未来が見える
開かれるべきドアは 僕らの目の前にある
青春は 儚い耀きじゃない
昨日の夢を 明日につなぎ 生きゆく日々
希望が僕らを 何処へいざなうとしても・・・
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