人を欺き過ごす日々
咲き誇る笑顔と歪んだ偽り笑顔
必要とされたくて 笑って 偽って
本心なんて蚊帳の外
キミは優しく笑って手を差しのべてくる
だけど僕には掴めない
虚像のように消えてしまうから
嘘で塗り固められた仮面
それを壊せるのは僕自身...?

人を信じることができずに
過ごしていくのは駄目なことですか?
ぎこちなくしか笑えない出来損ないは
必要とされないがらくただ
ねぇ、その本心はどこへ消えたの?
誰か見つけて...


欺き続けて築いた場所
明るく笑えるキミといびつな形の僕
その対比は実に鮮やかすぎて
僕は目を閉じる
愛したい 泣きたい 笑いたい
    もっと
愛して 泣いて 笑ってほしい
「僕は所詮誰にも必要とされない
がらくただから」
なんでそんな悲しそうな顔をするの...? 


「あなたは必要とされるがらくただよ」と
不器用なキミが言った
「なにそれ全然フォローになってないよ」
無理矢理笑う僕に
キミは少し微笑んで
「完璧な人間なんていないんだよ」と告げる
それでも僕は信じられずに
「キミに何が出来るの」なんて
酷いことを聞いた
キミはまっすぐな瞳に僕をうつしながら
言葉を紡いでいく
「私は何もしてあげられないけど...
...それでもずっとそばにいるから」


キミから伝わる温かい心
思わず涙がこぼれ落ちる
偽りなんかじゃない雫
うまく笑えない僕だけど
仮面はもう必要ないね
これからは一歩ずつ進んでいくんだ
偽りじゃない本当の僕で


「見つけてくれてありがとう」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

嘘と花

偽り笑顔の仮面

初期作品になります

閲覧数:139

投稿日:2016/06/29 13:16:25

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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