歩き続けた日々を一つ一つたどって
土に帰る記憶と朽ちたサヨナラ
信じすぎた言葉をもう一度掬い上げ
透明なカケラだけ醜く歪む
心と心をただ二つ重ね合わせた
隠された意味はまだ誰にも許されはしなくて
自分のためにだけ生きて行けばいいなら
苦しさの中でも息を殺し歩き続ける
サヨナラ 私の声聞こえたなら
あなたの遠い過去も風の向こう
消えたままの記憶と錆びた時の雫は
行先を見失い溶けて行けずに
自由な言葉だけを並べたなら
渇いた羽根を休め眠る場所へ
サヨナラ あなたの声聞こえたなら
私の遠い過去も風の中へ
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