ポケットの中の手 差し出すこともできずに
ぬくもり確かめられぬまま 歩いてく僕らは
言葉がなくなってしまえばすぐ ただの他人どうし

眠りにつく街の息遣い 聞こえるほど静かな枯葉の並木道
小さなチョコのことや 坂の街の景色
とりとめない 話ばかりしてた

そうして僕ら 始まりだとか
終わりでさえも わからないまま

シベリアの星座が 海を越えた夜は
白い吐息 雪の花に変わる
うまく笑えもせず 傷つきもせずただ
その優しさに 甘えているだけで

電波塔の文字が 新しい日を告げ
「今日もよろしく」とか ふざけてさよなら
地下鉄の階段 なんども振り返り
手を振る君のこと 愛しく思った

もうこのまま時は 待ってくれない
舞い散る雪が 全て埋めても
そうして僕ら 始まりだとか
終わりでさえも わからないまま
このまま夜は 白に呑まれて
空にかざす 冷えた指先 言葉の切れ端

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

午前0時

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言葉がなくなってしまえば
僕らはただの他人どうし
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伝えたい事が伝えられないそんな感じ。
恋愛のようでいて恋愛で無いかもしれない。わかんない。

http://piapro.jp/content/hy6fkd0iixt54622
udonzkyさんの曲に寄せて。→落選

閲覧数:230

投稿日:2009/12/19 22:35:57

文字数:387文字

カテゴリ:歌詞

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