ぎらつく電灯の白い血を浴びて
赤と、青と、黒の影産まれる

黒の影はそして逃げ出すが
同じ色はない
やがて形を持ち 生きはじめる

形は形を持ち 光るものは形を決める
色は何によって決まる?

分割のすがたたちと仲良くやる
本当に同じだろうか?
白い血を浴びて産まれたということ

空虚から 酷さから 神から 糞から
生まれたものではないと言えるのか?
あるいは己でさえも

不気味に蠢く蚯蚓と蝶の赤みから、や
さざめく海の悲しい悲しい青色からではなく
白い血に落とされた影から生まれたと
そう言えるのか?

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影に色がある。

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投稿日:2024/01/04 04:39:04

文字数:253文字

カテゴリ:歌詞

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