A
思い出せば　何が出来たかな　何もしないで過ぎた日々
分かることは　何か出来たことだけ　口を開くこと　声を上げること

　B
明日明日　揺れる心は　明日明日　先延ばして
いつかいつか　気付かれると信じてた　都合のいい思考回路

　S
ねえ君は　何て言うかな　驚いて　目を見開いて　声を上げるかな
好きだって伝えられたら　君は何て言って　答えてくれるの
冴えない坂の途中　鍵のかかった部屋で
言葉は閉じこめてるの


　A
思い出すと　何も出来なくて　何も言わないで　過ぎた今日
分かることは　私の入る余地なんて　なくなりそうだって　それだけ

　C
ねえ気付いてる？　君のこと　見つめる子が多いこと
ねえ聞こえてる？　私の声　届かない内緒話

　B
明日明日　揺れる私は　今日に今日に　先越されて
きっときっと　伝えると決めていた　言葉はもう言われていた


　S
ねえ君は　何て言ったの？　泣きながら　私睨んだ　彼女へ

ねえ私は　何て言われた？　照れながら　言葉紡いだ　私見つめながら
好きだって伝えられたの　私何て言って　答えているの
冴えない空の途中　鍵のかかった部屋で
言葉は　Ah

ねえ君は　何て言うかな　驚いて　目を見開いて　声を上げるかな
好きだって言い返したら　君は何て言って　答えてくるの
冴えない二人どこか　鍵のかかった部屋で
言葉は閉じこめてるの