あの頃の僕と語ろうにも上手く言葉を選べない侭です
須く手を出して拱いては細く危うい現在が跋扈します
如何して飛びたいと思う先は何時も曖昧なのでしょう
夢とかお金と時間とか独りきりじゃ操れないばかりで
適当に息を吸い吐いていれば又季節は巡り去る様です
如何して逢いたい心は何時でも置き去りなのでしょう
惨めで憐れに慕う強さこそ忘れずに居て欲しいのです
優しさを知って誂えて言葉を選ぶようになっています
傷みも憶えて避ける様になって丸で無色の僕が居ます
そうして繰り返して惜しまれる過去になるのでしょう
不慣れで不安で怖い弱さも慈しみ生きて欲しいのです
其方で当たり前になったエトセトラも愛せていますか
未だ出会う前の僕は覚悟をして歩いていくつもりです
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