気付けばもう 距離 なくす二人
結ぶ糸を 知らない 幼い指
恋を知らず はしゃいだ童心
背の低い 君に ひかれていく道
あらら ほら そのしぐさ またしてる
照れたら 耳たぶさわるの
大好きだから 君だけだから
何も考えずに 笑いあう
「好き」とさけんだ 君の声に
ただ楽しくて 手をたたいた
「やくそくしよう けっこんしよう」
まっすぐ 目を見て 差し出した手
指を ただきゅっと 結びあったね
夕焼けの色 包んでる そっと
季節重ね 距離 つくる二人
結ぶ糸を 信じる 儚い指
恋を知って 気付いた本心
背の伸びた 君に ひかれていく糸
あらら ほら そのしぐさ まだしてる
「話がある」なんて ドキドキ
大好きなのに 君だけなのに
昔みたいに うまく笑えない
「好き」と震える 君の声に
顔が熱くて うなずくだけ
「それじゃあ今日も 一緒に帰ろう」
そろそろ 手をつなぎたいのにな
言えず ただきゅっと グーを作る
君の指まで 果てしなく遠くて
私ただ となり 歩くだけ
胸の音 切なくて また今日も
「バイバイ」
大好きだから 君だけだから
まっすぐ 目を見て 差し出した手
指を ただきゅっと さわってみる
夢の中なら できるのにな・・・
どうして?
大好きなのに 君だけなのに
そろそろ 手をつなぎたいのにな
今日も ただきゅっと グーを作る
おじゃま涙が こみ上げてく
ふと 名を呼ばれ 君の頬見る
夕焼け色の 耳たぶさわる
まじめな 顔で 夢みたいな 視線で
差し出した 指がふれた
あったかいな
約束した 指先が 結びあう
<ひらがな>
きづけばもう きょり なくすふたり
むすぶいとを しらない おさないゆび
こいをしらず はしゃいだどうしん
せのひくい きみに ひかれていくみち
あらら ほら そのしぐさ またしてる
てれたら みみたぶさわるの
だいすきだから きみだけだから
なにもかんがえずに わらいあう
すきとさけんだ きみのこえに
ただたのしくて てをたたいた
やくそくしよう けっこんしよう
まっすぐ めをみて さしだしたて
ゆびをただ きゅっと むすびあったね
ゆうやけのいろ つつんでる そっと
きせつかさね きょり つくるふたり
むすぶいとを しんじる はかないゆび
こいをしって きづいたほんしん
せののびた きみに ひかれていくいと
あらら ほら そのしぐさ まだしてる
はなしがある なんて ドキドキ
だいすきなのに きみだけなのに
むかしみたいに うまくわらえない
すきとふるえる きみのこえに
かおがあつくて うなずくだけ
それじゃあきょうも いっしょにかえろう
そろそろ てをつなぎたいのにな
いえず ただきゅっと ぐーをつくる
きみのゆびまで はてしなくとおくて
わたしただ となり あるくだけ
むねのおと せつなくて またきょうも
ばいばい
だいすきだから きみだけだから
まっすぐ めをみて さしだしたて
ゆびを ただきゅっと さわってみる
ゆめのなかなら できるのにな
どうして?
だいすきなのに きみだけなのに
そろそろ てをつなぎたいのにな
きょうも ただきゅっと ぐーをつくる
おじゃまなみだが こみあげてく
ふと なをよばれ きみのほおみる
ゆうやけいろの みみたぶさわる
まじめな かおで
ゆめみたいな しせんで
さしだした ゆびがふれた
あったかいな
やくそくした ゆびさきが むすびあう
コメント1
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しのえ
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ご意見・ご感想
pp_ピアニッシモ
ご意見・ご感想
ザトウさん、改めまして、この度はご応募頂きありがとうございました! 今回は他の方の作品を使わせていただくことになりましたが、せめて感想だけでも残させていただきたいと思います。
時系列に沿った、物語的な起承転結の構成ですね。意外だったんですが、こういう構成はなぜか今回非常に少数派でしたw
>聴く人が聴けば萌えソングになるかもしれないです。
どうも、聴く人でございます(ry
幼時には女の子の方がお姉さんぶってたのが(1番)、思春期ごろになるにつれてなんかこう上手く話せなくなったりする(2番)。ニヤニヤするいい話じゃないですかw
曲やメロディとの親和性で言えば、特にいいなと思った点が二箇所。一つ目はラストのサビの部分ですが、もうこれは物語的にもクライマックスですから、狙って盛り上げにいったパートが狙い通りに盛り上がってる感があって小気味よかったです。細かいことを言うと、「視線で」というフレーズが特にリズムに合っている感じがしました。イメージ的には「しーせんでー」というリズムになるんですが、この「せんでー」という速いリズムの真ん中に「ん」の音が来るととても座りがいいですね。私は歌詞の選考の時に自分で歌ってみることにしているんですが、ここが歌っていてすごく気持ちのいいポイントでした。
またもう一つは、個人的にはここが何よりハマっているところだと思うのですが、1サビ終わりの「夕焼けの色 包んでる そっと」の部分。サビから曲が落ち着くところに、見事に優しい風景描写がはまっていて心地よいですね。ここは二度と同じメロディラインが出てこないので、韻を踏んでも機能せず、当初自分で歌詞を作ろうとしていた時に非常に苦労した場所でもあるので、これは「やられた!」と思いましたねぇ。
それでは、また機会がありましたら、その時はよろしくお願いします!
2010/09/02 23:51:54
ザトウ
pp_ピアニッシモさん、選考ならびに感想をいただき、誠にありがとうございました。
萌えの仕掛け方自体は失敗してなかったようで何よりです(実際はトリハダものだったかもしれませんが(笑)。
好意的な感想をいただいた一方で、一番ハマッているのが1番のサビ終わりとなっては、歌詞としては落第だろうなと痛感しております。
どうにも、場面や内容が伝わって音が収まれば、そこで満足してしまう癖があるようです。
ラストの結び方ももう一歩踏み込まないと印象に残りませんね。
詞の内容としての盛り上がり、それと音数リズムが上手くマッチするように作り込みたいと思います。
もっと腕を磨いて、また機会があれば書かせていただきたいと思います。
今回は良い経験になりました。本当にありがとうございました。
2010/09/03 01:57:41