日々段々と嘘で固めた紅茶を少し
嗜んでる僕の影に重りが乗っかってしまった
怪訝な顔でstop and cheersこの目に映る景色に
贅沢な名でもつけようかなんてわがままなんだよね

色が紡いでる物語はどうも似合わなくて
みんなと見える虹色みたいな物が見えなくて
焦っちゃっている僕の元に舞い降りるのは
真実なんかより美味しそうな夢の話

いつだって 足りないものが何なのか探している
そんな季節を過ごして大切な時間を置き去りにする
永遠だとかそういうのにしがみつきたいんだ
どうにもこうにも、歩き方がわからないまま
続く

シキリを貼って外の世界が灰色に見える
君に追いつくパレットの中、暖かい色だらけ
気づけば、人生なんて3つくらいの式で証明出来る
それさえ上手く出来れば

桜が咲いて、青空に雲が連なって、木々たちは葉を落として、雪は別れを惜しんでいる
僕たちがまだ、出会ってない頃に
持っていたもの全部そうだ
今決めたんだよ

いつだって 足りないものが何なのか探している
それもいいけど、今は確かな足音で

できない事の方が少ない世の中で
できない事の方が多い僕の中で
景色が色付いた、その時だけを祝おう
何回でも、どれくらいでも、時間が過ぎようとも
これっぽっちの短い時を楽しめばいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

靡く憂鬱は宵の時

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投稿日:2025/12/11 14:57:19

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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