濡らすは袖か頬か 涙も雪も知らず
はらはら零れ落ちる 音のない言の葉
夜半の瀬(よわのせ)月は隠れ 香りも色も知らず
ゆらゆら水面(みなも)揺らす 椿の一花(ひとはな)

貴方に会うのは 別れの時だけ
裾から伸びるは いずれ切れる縁(えにし)

淡雪薄く隠した やにわに落つ(おつ)雪椿
偏に(ひとえに)咲くわたしは 便り一つ持たず
幾夜も待ち焦がれては 随に(まにまに)散る雪椿
幾度も重ねるには 花びらひとつ舞うことなく

夜半の瀬(よわのせ)全て隠れ 香りも熱も知らず
ゆらゆら水面(みなも)揺らす わたしは一花(ひとはな)


貴方に会うのは 別れの時だけ
裾から伸びるは 終わり告ぐ細糸

魅入られているのは どちら方か
貴方の目に映る わたし

淡雪薄く隠した やにわに落つ(おつ)雪椿
偏に(ひとえに)咲くわたしは 言葉一つ持たず
幾夜も待ち焦がれては 随に(まにまに)散る雪椿
幾日重ねたとき その糸の先にもう一度会えたら
見落とさないでいて 貴方様

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怪かし雪椿

猫山田Pさんの楽曲に歌詞を書かせていただきました!

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投稿日:2026/04/06 18:38:51

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

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