しずけさの底 あなたねむる
骨の鈴が ひそやかに鳴る
闇は祈りを 呑みこんで
わたしは名をなくした

血の香 まじないの跡
肌に刻むは あいの印
この世とあの世の境に立ち
あなたを喰む 影となる

午前四時 黒い呼吸
風がささやく “還レ”と
瞼の裏に ひらく門
その先で ふたりは結ばれる

あなたのすべて たましいごと捧げよ
痛みは供物 涙は蜜
骨と血を 夜に差し出せ
わたしの愛を 呪文として
あなたを永久に 封じよう

月は欠け 鐘は止まり
時計の針が 逆に廻る
闇はやさしく 名を呼ぶ
「きみはもう 一人ではない」

午前四時 終わりの祈祷
声が途切れ 息が消える
叶わぬ夢は 灰に溶けて
儀式の果てで 真実となる

あなたのすべて たましいごと捧げよ
あいしてる それは呪い
わたしの闇に 沈みなさい
めざめぬままに 契りを果たそう

くるった愛は 神をも裂き
あなたとわたし もはやひとつ
やみをまとう 祝詞のように
このよを閉じて あのよで咲こう

午前四時 黒の契り
声をそろえて 詠え
「ありがとう わたしを見つけてくれて」
さきに逝く あなたを追って
夜の深みに 沈む

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

午前四時のナイトメア

狂気と愛の境界を揺さぶる強烈な歌詞が書きたくなったので…

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投稿日:2025/10/31 02:40:54

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

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