然(さ)して欲しい物など無いけど
偶(たま)に我儘も云いたく為(な)る
あたし以外見ないでだなんて
安売りの枯れた純情

可哀想ネそうネ指差して
また敵を増やす馬鹿な彼(あ)の子
狡い女は お嫌いですか?
憐れんで血迄愛して

花の街はこんなに窮屈で
呼吸(いき)すら出来無いけれど
時を待ち耽(ふけ)るだけ 嗚呼無情
此処を抜けたら

輪廻通りを其の侭下って
未練に心 売り渡すわ
何故(どうして)かしら 解って居るのに
上手く行かない 繰り返す輪廻
幾度でも呼び醒ませ
もういいかい?

然(そ)して四度目の鈴が鳴れば
あの日雨の宵 輪廻通り
疾(と)うに聞き飽きた貴方の台詞(こえ)
「君は狡猾(こうかつ)で憐れだ」

一人は嫌否厭(いやいやいや) 癒して
情けかけるのは噂話
強(したた)かな恋は お好きですか?
撫で付け奥迄愛して

餞(はなむけ)の花束は曼珠沙華(まんじゅしゃか)
燃える様に紅染めて
ずる剥けに落ちる皮膚(かわ) 何て醜女(ぶす)
風が凪いだら

輪廻通りを其の侭下って
行きずる心 繋ぎ留めて
可笑しいでしょう 嗤(わら)って良いのよ
何度死んだら 愛して呉れるの

もしあたしが此の侭下って
戻らなくても 時代は行く
指切りするわ だから云わないで
サヨナラ

輪廻通りを其の侭下って
未練に心 売り渡すわ
何故(どうして)かしら 解って居るのに
上手く行かない 繰り返す輪廻
振り返る前に 早く隠れてね

つかまえた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

輪廻通り 読み仮名入り歌詞

閲覧数:1,256

投稿日:2011/01/05 14:11:48

文字数:626文字

カテゴリ:歌詞

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