サビ
Dip-up 煮詰めた想いは 消えないの
温めては味わう 喪失のア・ラ・カルト

１
A
空っぽの部屋 あけ放った窓
君の気配が 消えてない わけ
置き忘れてる お揃いのカップ
独りのテーブル 大きすぎて でも

B
Ding-dong，ding-dong 5時になって
だんだんだんだん お腹も鳴って
生存本能 従う煩悩 晩ごはん どーしよ

ニンジンピーマン セロリししとう
春菊白菜 パセリ ゴーヤ
君の嫌いな 野菜ばっか 入れて 闇鍋

サビ
ほら Dip-up 想い出煮込んで 混沌に
涙 ひとさじ 足したら 喪失のア・ラ・カルト
Tick-tack 時に流されて 忘れても
君の好きな味だけが 残るレシピ集

だって だって まだ 好きなんだよ

２
A
平気だ、って言って笑った 強がりわかってよ、って
振り向いた君も 言葉待ってたかも
今ならばきっと わかりあえるのかな
見えなかった心 カタチにして

B
Ding-dong，ding-dong 5時になって
コンコンコンコン ドアが鳴って
いつものとおりに 笑顔見せて 「晩ごはん な～に」

カレーにパスタに ハンバーグ
アボカドサラダにポークジンジャー
君の好物 並べたって 戻らないの ねぇ

サビ
もう Dip-up 想い出 フランベ 焦げ付いて
涙 ひとさじ 足しても 後悔のキャラメリゼ
Tick-tack ちくちく 刺さってる 胸にピック
君が好きな一皿を 平らげてる横顔
だって だって まだ 伝えたくて
待って 待って ほら …