空を泳ぐギターの音（ね）
耳に響く蝉の大合唱
手から弾む物語
置かれた楽譜達どこに向けて飛ぶのか

揺れる髪と青い夏が
初めての音色へと進ませる
照らす炎天下の眩しさ
進み始める曲

涼風の夏
僕らの音が弾む
雲空が流れてく
夏風が吹く
いつの日か忘れてしまう今日の日

熱を纏う僕の声
頬を撫でる海の送り物
もっと続け物語
置かれた楽譜達誰に向けて伝う？

綴る言葉声に乗せて
流れる汗と共に消えていく
叫ぶ想いの果てへ運ぶ
止まらないこの曲

涼風と夏
僕達が奏でてる
終わらないこのメロディ
夏風が舞う
いつの日か想い出したあの時

聞こえてくる
過去に奏でた音
今は忘れた
ギターの音色も
あの夏が見せた景色が
僕の胸に宿る

青春の夏
古びたギターの弦
色褪せる楽譜達
夏の1ピース
はめては外れてしまうパズル