長く伸びた影法師が時の流れを僕に告げてきた
風に揺れてる落ち葉踏めば土の匂い乾いた音がして

吐息白くかじかむこの手
君と分け合った温もりはもうないだけど

君の笑う顔が今も僕を包み
「戻れないかな」と「戻れないよな」を
繰り返す何度も
ごめんね君の涙を拭えなかった痛みを
胸に秘め生きてる

夕闇に色づく街楽しそうな子どもの笑い声

変わるものと変わらないもの
立ち止まったまま見ないふりをしてただけど

星が輝く夜空を二人で眺め
「あれは何座かな？」「あれはオリオン！」と
はしゃいでたあの頃
ありがとう君に出会えて気づけた沢山のこと
胸に抱いて描く

この想いやがて空に溶け
涙の君を包む雪になればいいななんて…

君の笑う顔が今も僕を包み
「戻れないかな」と「戻れないよな」を何度でも…

さようなら君に出会えて気づけた沢山のこと
胸に抱きしめ歩く

ありがとう