その手で希望を打ち鳴らせ！

何者にもなれずに　ここまで
生きて　今更後悔なんてして
世界を恨んでみたところで
虚しい心　満たされることもなく

ネットの海に浸ったところで
私より若い才能に僻み
忙しさを言い訳にして
何もしない自分認め
身も心も歳を取ってくだけ？
そんなの嫌！　だから私は──

私たちの未来は　不確かで
不安に駆られる　夜もある
だけど今は　振られた
賽の目を信じて　進むしかない
今　その手で希望を打ち鳴らせ！


不器用な私たちまた
目の前にあるはずのチャンス　見失う......？

私たちの世界は　小さくて
限界感じて　苦しくて
私たちは人生　ヘタクソで
いくつもチャンスを　見逃して
私たちの両手は
想像より小さくて　愛おしい
でも　その扉に手は届くから！


[ポエトリー]
私たちの小さな手では、掴み取れるほど希望なんてものは容易くなくて。
誰の主人公にもなれない私たちは
脇役らしく足元ばかりを見ている。
でも本当は、チャンスなんてものは至るところに落ちていたりして。
それを見て見ぬフリをしているだけ。
前を向け、
見逃してきたすべてのチャンスに報いろ。
その手で掴み取れなくても、
音を鳴らすくらいならできるはずだから。
そうでしょ？