孤独の闇と夜明け前
はじまりの朝 まだ遠く

街は殺風景で誰も居ない大通り
君と二人きりで世界を二人占め気分
君が見たがってた南の十字を探しに
夕闇を駆けてく

やがて辿り着いたよ 約束の丘の上に
ここからだったら何処までも世界を見渡せるという
オレンジが藍色に染まるまでの時間で
ダンスでもしようか

観客は星空 少しずつ集まって 藍も深まり
満天の星の海 足を止めて見とれた

踊り疲れたことだしちょっとそこらに座って
黒い空を見上げて目当ての十字を探そう
だけど何かおかしい 星は余る程あるが
十字架は見つからない

南の十字はここじゃ決して見ることが敵わない
最期の夜にまさか事前調査の不足で泣いた
だけど君は何故か悪戯な笑みを浮かべ零す
『一緒に居れればいい』と

夢のような時間はやがて覚めて終わってく なくなってしまう
意味が在り続く為に 忘れないように焼き付けた
オレンジの予感の空が全てと君を終わらす

藍色の空 夜明け前
はじまりの朝 一人きり

君と二人きりで居たかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夜明け前の寂寥

閲覧数:93

投稿日:2017/01/14 06:19:40

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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