A
「むかしの話さ」と 彼はそっと語りだす
古い本のにおい 手を繋いで連れて行く

B
暗い森の道 照らし出すカンテラ片手
「夜の森に入るのかい」 頭上の星が笑う

A
彼女は先へ行く 行く手阻む根を超えて
奥へと続いてく 無数についた靴の跡

B
暗い森の道 追いかける足跡見つめて
どこまでも行くのだろう いつか夢見た日まで

B
暗い森の奥 いつかその先へと目指した
カンテラは置いてゆく ひたすら先を見据え


B
そこまで追いついて その先に何が見えるだろう
そのつづきは知らないよ 暗い森に隠れて

B
暗い森の底 水面に高く星ひかる
「お話は続いてく 次は君が行くのさ」



--------ひらがなver-----------

A
むかしのはなしさと かれわそっとかたりだす
ふるいほんのにおい てをつないでつれていく

B
くらいもりのみち てらしだすかんてらかたて
よのもりにはいるのかい ずじょうのほしがわらう

A
かのじょわさきえいく ゆくてはばむねおこえて
おくえとつづいてく むすうについたくつのあと

B
くらいもりのみち おいかけるあしあとみつめて
どこまでもいくのだろう いつかゆめみたひまで

B
くらいもりのおく いつかそのさきえとめざした
かんてらわおいてゆく ひたすらさきおみすえ

B
そこまでおいついて そのさきになにがみえるだろう
そのつずきわしらないよ くらいもりにかくれて

B
くらいもりのそこ すいめんにたかくほしひかる
おはなしわつづいてく つぎわきみがいくのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

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ゆうきちゃんさんのコラボへの応募作品です。
http://piapro.jp/t/sXDU


今回は登場人物が三人居ます。
語り手(「彼」)、聞き手(「君」,曲のリスナー)、語り手が読む本の中の「少女」です。

これは、たとえ話なので、
 「森」=ボカロ界とかMMD界とか、ある1つの分野の世界
 「足跡」=その分野の中で先を行く人たち
 「カンテラ」=人から教えてもらったこと
 「星」=「少女」が完成させたいもの
と、してもらえると分かりやすいかと思います。
「少女」は話の初めでは初心者ですが、どんどん先人を追いかけて、ついに人から教えてもらえるものがないところまで辿りつきます。
最後に、その本を読み聞かせていた語り手である「彼」が、聞き手に「君も参加できるんだよ、してみたらどうだい」と言う、というストーリーです。

あーややこしい!すみません!
幻想的→樹海→一本道 からの発想でした。

閲覧数:176

投稿日:2013/01/03 23:34:34

文字数:664文字

カテゴリ:歌詞

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  • ゆうきちゃん

    ゆうきちゃん

    ご意見・ご感想

    コメントが遅くなってしまいましたが、
    投稿ありがとうございます!
    設定がすごいですね。
    ひとつの曲からここまで世界観が広げられていて、さすが優羽さんと唸るばかりです。
    ドラムの音は少し凝って作ってみたので気に入ってもらえて嬉しいです。
    それではありがとうございました!

    2013/01/21 22:01:36

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