さっきとは違う角度で見える月
あなたが動いたからか
僕が動いたからかは分からないけれど

それでもよかったんだ
あなたは確かに僕と同じ場所にいた

僕の声が届く位置は
あまり遠くは無いけれど
それでもあなたは振り向いて僕と笑ってくれた

それなら良かったんだ
あなたがここにいた何よりの証拠

だけど今は…

欠けたものは二度と戻らない
ごめんなさいもありがとうももう届かない
手を合わせて祈ってもそこにあるのはただの残骸でしかない

それを見て見ぬ振りが出来ずに
あなたが居ない空白が埋まらずに
目から涙がぬぐい続けても溢れるのを留められずに

だからせめて 笑顔でサヨナラを言わせて



あなたの綴っていた日記を見つけ
罪悪感と好奇心で悩まされ
結局悪魔のささやきにコロリとやられる

それじゃ駄目だろうって
誰かが言ってた忠告も忘れて

たくさんたくさん残っていたんだ
僕の知らないあなたの記録
あなたが一生懸命になっていた確かな事実

そんなの知らなかったって
言っていられる年齢(とし)でもなくなって

だからこれから…

あなたが大切にしていた人を支えるよ
どうでもいいが口癖だった自分を支えるよ
動く手でこれから僕に出来ることを紡ぎだしていくよ

それがあなたへの感謝でしょう
これならあなたも喜んでくれるでしょう
もう見ることの無いあなたの笑顔が胸に残るでしょう

だけど今は、あなたとの思い出に浸らせて



やがてその思い出は枯れ落ちて
そしてあなたは笑ってそれを送り出すのだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

逡巡

いろいろな歌を聞くうちに自分で歌詞を書いてみたいと思ったので投稿させて頂きました。指摘を頂けると幸いです。

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閲覧数:153

投稿日:2010/01/13 01:22:07

文字数:651文字

カテゴリ:歌詞

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