日の落ちた街で 明日が今日に変わってく
冷房効かせた暗闇の部屋 布団包(くる)み

雨宿りをしてるように
心軽くなるのを待つばかり いつも
逃げて忘れないと 縛り付けられて引き摺られ
息を潜めるのも 苦しくなってくるから

まだ眠れなくて 数えるデジタル時計
携帯 眩しい画面の中 刻々 過ぎる今
誰かの文字 知らない場所の暮らし
睥睨 月に花火煙り続ける夜

計画通り行かなくてもいいや
明日は明日の風だし
まるで風見鶏のように 集まる空気を躱してる
流れ身を任せて 世界中知ったつもりで

夢すらも持たず 幸せ運びもせず
青く染められた空の下(もと) ただただ透明だった
浮いた身体 影さえあったのならば
どうにか夜に馴染むくらいは出来たかな

夢を見た 澱(おり)から生まれた泡となって舞う
まとう虹 檻から飛び出すアーチ架かって

ほら夜空跳ねて 天の川まで沈む
小さな悩みが溜息交じり 雲と散る
朝の陽射し 遠慮がちに追いやった
黎明 去り際手を振る星が白く溶ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夜が明けた

かぎしっぽ (https://piapro.jp/kagishippo1211) 様への応募用作品となります。(https://piapro.jp/t/ySP7)

考え込んでしまってなかなか寝つけない夜を思って

閲覧数:26

投稿日:2024/07/17 04:36:44

文字数:437文字

カテゴリ:歌詞

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