聞こえていた雨音が途切れ
踏み出したよ 水たまりで転んだ
びしょ濡れのまま途方に暮れて
見上げた空 虹が皮肉に笑った
いつだって そう 無様に生きてる
レインコートさえ 着ないで
賢いフリで 傘をさすより
雨止みの虹を蹴飛ばそうか
馬鹿にされたって 臆病よりは
泣いて 笑って 嘘つかずに
飾り物だろう? 片手に傘は
逆立ちしたって役に立たない
カッコつけなんて 雨滴る 黒髪だけで
充分だ そうだ
聞こえていた風音が途切れ
ジーンズにシャツだけで出掛けたんだ
アスファルトのしぶき 裾に跳ね
見上げた空 西に雲が聳えた
いつだって そう 無様に生きてる
長靴なんてさ 履かずに
傘をさすのも惜しいくらいで
もう一度来る雨は無視して
馬鹿にされたって やらないより
探し 走って 人事尽くし
紛い物だろう? 空も見ないで
試しもせず「何も無い」なんて
虹のふもとに宝物があると 信じているのは 君もだよ
そう 覚えてる?
雨が嫌いな僕のこと 慰めて 話したろう? ユメ
馬鹿馬鹿しくて 笑顔になれた
幼いころのおとぎ話を
僕は今でも 探している 君の笑顔 取り戻したい もう一度
傘をさすより 速く走って
虹が消える前に追い駆けた
濡れた裾踏み 無様 転ぶ
頭からもう 濡れ鼠だよ
雨が降り出す かざされた傘
地べたのまま見上げた空には
君の笑顔が 吹き出しそうに長靴で立っていた 「馬鹿みたいね」
一緒に行こう
虹のふもと 宝物を探しに
<読み>
きこえていた あま おとがとぎれ
ふみだしたよ みずたま りでころんだ
びしょぬれのま まと ほおにくれて
みあげたそら にじがひ にくにわらた
い つだあて そ ぶざまにいきてる
れ いんこおとさえ きないで
かしこいふりで かさをさすより
あまやみのにじをけとばそおか
ばかに されたて おくびょ よりわ
ないて わらあ てうそつかずに
かざりものだろ かたてにかさわ
さかだちしたてやくにたたない
かこつ けなんて あめし たたる くろかみ だけで
じゅうぶんだ そおだ
きこえていた かざ おとがとぎれ
じいんずにしゃ つだけで でかけたんだ
あすふぁるとの しぶ きすそにはね
みあげたそら にしにく もがそびえた
い つだあて そ ぶざまにいきてる
な がぐつなんてさ はかずに
かさをさすのも おしいくらいで
もういちどくるあめわむしして
ばかに されたて やらな いより
さがし はしい てじんじつくし
まがいものだろ そらもみないで
ためしもせずなにもないなんて
にじの ふもとに たから ものが あると しんじて るのわ きみもだよ
そ おぼえてる
あめ がきらいな ぼくのこと なぐさめて はなしたろ ゆめ
ばかばかしくて えがおになれた
おさないころのおとぎばなしを
ぼくわ いまでも さがし ている きみの えがお とりもどしたい もいちど
かさをさすより はやくはしいて
にじがきえるまえにおいかけた
ぬれた すそふみ ぶざま ころぶ
あたま からも ぬれねずみだよ
あめがふりだす かざされたかさ
じべたのままみあげがそらにわ
きみの えがおが ふきだ しそにながぐつでたていた ばかみたいね
いいしょにいこ
にじのふもと たからものを さがしに
≪応募用≫ RainbowBlue<不採用>
水たまりに映った虹を蹴飛ばして、さあ、ユメを信じようか。
pp_ピアニッシモ様の心が洗われるような素敵な曲に寄せて。
http://piapro.jp/content/nztdxs9gwfisanwe
ブルーな気分の君に、笑ってほしくて、馬鹿馬鹿しいおとぎ話を繰り返したんだ。
思いだして、諦めないで。本当は、信じていたいはずだろう?
読みはpp_ピアニッシモ様のところにあった音節数で切ってあります。ちょくちょく半端なところで切れてしまってすみません。
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ご意見・ご感想
pp_ピアニッシモ
ご意見・ご感想
杏鈴さん、改めまして、この度はご応募頂きありがとうございました! 今回は他の方の作品を使わせていただくことになりましたが、せめて感想だけでも残させていただきたいと思います。
とりあえず、「雨止みの虹を蹴飛ばそうか」というサビのフレーズがとても好みです。「虹を蹴飛ばす」なんて、非常識だわ無茶苦茶だわでw常識からおよそかけ離れてしまっている主人公の人物像をよく表してますよね。
それにしても、非常に救いのあるラストがいいですね。この詞において、「傘」は「世間の常識」とでもいいますか、「賢いフリ」の象徴のように扱われていて、それゆえ主人公は傘を毛嫌いしています。じゃあなんでそんなに常識がお嫌いなのか、といえば、恐らく彼が大切にしている「幼いころのおとぎ話」に対して、「試しもせず『何も無い』」と頭から否定するものだからでしょうね。2サビの終わりの「虹のふもとに宝物があると 信じているのは 君もだよ」という部分は、言葉の上でこそ断言の形をとっていますが、その内実は願望であるように読めました。というのも、「君」の方は、主人公とは違って普通に傘をさし長靴を履く常識人になっているからでw
で、ラスト。常識の世界にいる「君」は、主人公に傘を差し出し、笑顔で主人公の在り方を受け入れてくれるわけですが、ここで何よりも印象に残ったのが、「傘」が持つイメージがすっかり転覆してしまっていることでした。すなわち、「夢を否定するもの」から「雨から守るために差し出されたもの」へ、「優しくないもの」から「優しいもの」へ。一見して「君の笑顔」との再会によってハッピーエンドになっているように見えましたが、それ以上に、「傘」に対する主人公の感じ方の変容を見て、「救いのある話だなぁ」と感じました。「傘」がこんな風に使われている作品を見るのは初めてで、とても新鮮で楽しかったです。
それでは、また機会がありましたら、その時はよろしくお願いします!
2010/09/02 23:57:43