窓辺に残る 冷めた紅茶
読みかけの頁に 午後が止まる
あなたの癖で 折れた角を
指でなぞれば 声が戻る

駅前の花屋 白い小菊
紙袋の底で 揺れていたね
「またね」のあとに 言えなかった
小さな言葉を まだ持ってる

ゆっくりでいい 歩いていこう
別々の道も 同じ空の下
忘れるよりも 覚えていたい
あなたと笑った あの午後を

古い喫茶店 壁の時計
針の音だけが 先を急ぐ
苦いコーヒー 少し冷めて
向かいの椅子に 陽が差し込む

ゆっくりでいい 歩いていこう
別々の道も 同じ空の下
忘れるよりも 覚えていたい
あなたと笑った あの午後を

もしもどこかで すれ違ったら
今度はちゃんと 名前を呼ぶよ

ゆっくりでいい 歩いていこう
今日の私を 連れていくから
忘れるよりも 抱きしめていく
あなたと過ごした あの午後を

窓辺のカップに 光が満ちる
私は頁を そっと閉じた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

あの日の午後

提供曲、ヒルズ展望台のお披露目ってことで、
原曲もオマケに

喫茶店に合うような温かい曲…
という要望で書いたものです
ヒルズ展望台は、
その前奏になるような形に致しました

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投稿日:2026/10/02 09:41:49

文字数:389文字

カテゴリ:歌詞

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