自分をクズだと言うことで
なんだか許される気がしてさ
馬鹿だなあ そんなはずはないのに
どうやらこの癖はやめられない
いつまでも放さない
トロフィーの数々は
プライドの盾となり
めっきが剥がれている

悔しい気持ちは忘れた
恨めしい気持ちも忘れた
器が広いとか言っちゃって
所詮はただのめんどくさがり
ただ日々を過ごすだけ
無機質な毎日
腐りかける心に
忍び寄る足音

「もう一度火薬が欲しいのだろう?
眠ったままでは聞こえぬぞ。」

自分をクズだと言ってから
崩れていく自分を感じている
自分の残骸がばれぬよう
必死に取り繕う生活
気がつけば友人は
数千歩先にいる
取りこぼした涙が・・・
あぁ あぁ あぁ

青く濡れた感情が 堰を切って流れ出すんだ
誰もいない部屋で自分の声がただ響くんだ
塞いでいた目を開けて 自分の周りを見渡すと
爆薬を持った自分が 火を欲しそうにそこに立っていた


自分の姿を見つめて
泣きそうになる気持ち堪えて
くじけそうな心を支えて
静かにライターで火をつける
忘れたい部分や
腐りきった部分を
いろいろと詰め込んだ
特製の爆弾に

火花を散らす導火線 このままきれいに消えちまえよ
少しずつ迫るときに 黒い影が動き出すんだ
自分をクズだと言った 自分が自分に重なるんだ
右手を握りしめて 最後の言葉を今かけてやる

はじけてしまえや しみったれた言動よ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

閲覧数:157

投稿日:2011/12/31 16:35:00

文字数:594文字

カテゴリ:歌詞

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