ゴールデンタイムも幕引き
ポケットからイヤホンを
ついつい横目でまだ見ぬ
物語に触れてみたの
千鳥足の怪物　
魚は宝石を飲み
花の海で微笑む少女の幸せと
遠く青空触れる
トントン　薄いガラス越し
淡々々と流れる
君とおんなじ時間が
付き合いきれずおやすみ
知らずまた青はのぼる

AからPに近づき、
耳元にはイヤホンを
だんだん擦り切れ知ってる
物語を思い出したの
床を叩くトランプ
子犬は宙を舞い
絹の部屋で微睡む少女の溜息と
遠く焦げた空色
トントン　薄いガラス越し
淡々々と流れる
君の知らぬ感情が
付き合いきれずおやすみ
知らずまた灰に溶けた

遠く青空触れる
トントン　薄いガラス越し
淡々々と流れる
からっぽの時間が
遠く青空触れる
トントン　薄いガラス越し
淡々々と流れる
君とおんなじ時間が
付き合いきれずおやすみ
知らずまた藍に染まる