ヴェクトール


愛そびれた記憶の欠片をかき集めて仕舞うのは
空に描いた君の横顔が夜に溶けてしまうから
喉の奥で吃う言葉は今も隅に置いたまま
帳の外から零すだけ 受ける器も無いのに

曖昧伝人のフィロソフィ
ふらりらりらりらって崩れて独り
方向音痴のプロトジー
くらりらりらりらって悩んじゃう

泥水を泳ぐ僕の目に君の綺麗な瞳は配られないから額縁を眺めていた
重ねた色から鉛だけ消すことは出来ないのに

曖昧伝人のフィロソフィ
ふらりらりらりらって崩れて独り
方向音痴のプロトジー
くらりらりらりらって悩んじゃう

ああ、くるくる浮かぶのは君が月に昇るから
愛見えないままの合図が僕を我に返すから

曖昧伝人のフィロソフィ
ふらりらりらりらって沈んで独り
方向音痴のプロトジー
くらりらりらりらって倒れちゃう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ヴェクトール 歌詞

閲覧数:118

投稿日:2025/08/19 23:25:30

文字数:354文字

カテゴリ:歌詞

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