揺らめく陽炎を見た
あの陽 幻 時計の針
擦り抜けてく指の隙間 貴方が消えた
蝋燭の燈 微かに
うつろう 瞳の 貴方一人
擦れ零れる声からは 感情-スキ-が見えない
散る桜 舞う紅葉
私一人を 優しく抱く人を待つけど
待てども行き交うは 狐面の旅人
いつか訪れる その人は
貴方ではないのかもしれない
けれど愛すると決めているの 私と
もう貴方はいないのだから
貴方との日々は 果てしなくも儚く 露と消えましょう
彷徨う私を周りは
何をしてると 薄く笑う
通り過ぎてく風を受けて 思いは馳せる
迷宮の入り口 僅かに
開いた 中から 誘う歌声
漏れ聞こえるその声は 感情-キライ-壊した
桜散り 紅葉舞い
私一人で 切ない心と膝を抱え
見ている目を引くは 狐面の旅人
いつか訪れる その人は
貴方ではないのかもしれない
けれど愛するわその人だけ 必ず
もう貴方を思い出さない
二人で過ごした 夜は二度と来ないね 刹那かったね
狐面の旅人は去る間際 囁き残してゆきました
確かに貴方を 愛していたのだと
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