花が零れている 透き通る青が目に沁みて
 嘘が下手な君が言う
 「今日、世界は滅亡するんだって。」


 それも悪くないねって 読んでいた小説に目をうつす
 君は僕のすべてだと 誰かがまた嘘をついていた



 君の視界に 僕はいないから
 水中には春の亡骸 永遠へ手を伸ばして




  夢を見せられて 空に落ちていく
  ゆらゆら 春に溺れて
  溶け出した群青は 透明な魚になって
  ポワソン・ダヴリルと名乗った






花が零れている もう二度と咲かないよ、って泣いて
 「春は、嘘が上手だね。」
 ただ綺麗だと思っていたかっただけなのに




 花びらを踏みつぶす








 「ごめんね、」君が 屋上で笑った
 思い浮かぶ君の亡骸 満ちたりたような顔


 どうか、嘘だと言ってよ



  夢に魅せられて 空に落ちていく
  ひらひら スカートゆれて
  ぼろぼろと崩れていく 透明な世界の果て
  ポワソン・ダヴリルが笑ってた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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春と亡骸

 「今なら少しだけ、自分を好きになれそうな気がするの。」
 
 三作目。春と嘘のおはなし。
 桜って嘘が上手ですよね。

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閲覧数:307

投稿日:2018/04/18 13:24:57

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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