あれから、私は開音さんと行動するようになった。
開音さんは仕事が忙しくて、なかなか学校に来ることができなかったけど、一緒に話したり、放課後寄り道をしたりとても楽しかった。
めぐみとは、グモの目を盗んで手紙を交換したりメールをしたりしていた。
そして、数年の月日が経った。
私はボカロ学園を卒業し、就職した。
仕事は簡単ではないけど、馬鹿みたいに難しいわけでもない。
上司にはたまにイラッとくるときもある。
職場で友達もできた。
もう大人だし、馬鹿みたいな陰口を言う人は知らない内に和から外れ、孤独になった。
淡々と、毎日が過ぎていく。
平凡な日々。
平凡な日々が何より幸せ、なのは分かっている。
でも、私にとって一番楽しかったのは色々あったけど高校時代だ。
それはこれからも変わらないだろう。
笑って、悩んで、泣いて、苦しんで、恋もした。
今までできなかった友達もたくさんできた。
高校時代の友達とは、連絡をとっていない。
皆仕事で忙しいのだろう。
何もかもが変わった。周りにいる人も、環境も、全て。
高校時代の友達も皆バラバラになったけど、あんただけは私の傍にいて、ずっと変わらない。
「ルーカ!」
「・・・何よ」
私は肩にのしかかる男を振り払う。
「冷たいなー全く!女王はいつまでたっても女王なんだから!」
「もう私は女王じゃないわ・・・!?」
お腹がぽこっと動いた。
「・・・そーだなぁ、『お母さん』か」
「あんたはお父さんでしょ」
私は自分のお腹を優しく撫でた。
「今の仕草ほんとお母さんって感じだな!」
「うるさい」
「怒んなってー!」
風が吹いた。
それと同時に、桜の花びらがぶわっと舞った。
「きれーだねぇ」
「そうね」
「俺ら、あの学園通ってなかったらこうやって並んで歩くことも無かったんだよね」
「そうだとしたらあの学園に通ったのは私の汚点ね」
男はじぃっと、私を不服気に見つめた。
「馬鹿、冗談よ」
「冗談に聞こえない!ルカ、最近俺に冷たいし!あんたって呼ぶし!子供産まれたらよくてお父さんって呼ぶ気だろ!」
「子供の前で名前で呼べって言うの?」
「や、うーん・・・」
男は考えた後、にやりと笑った。
「じゃあ、今呼んで。俺の名前」
「はぁ!?」
私は付き合いが長くなるにつれ、この男を名前で呼ばなくなったためか名前を呼ぶのがとても恥ずかしく感じた。
「なんで今更…」
「子供産んだらもっとこういう機会が少なくなると思うしさ」
「う~・・・」
私はお腹を見下ろしながら心の中で呟く。
(あなたのお父さんはいじわるだね)
「はーやーくー」
「あぁ!もう!!」
お腹を撫でながら呼ぶ。
「―――」
ありがとうございました!!
【本当にありがとうございました!!】ボカロ学園!【最終話】
ぱっぱららー!ついに最終話突入でありんす!!
どーぱみんです(´▽`*)
これから受験勉強などで忙しくなるため、予定より少し早めに終わりました。予定とはいっても、何の計画とかも立ててませんでしたが;
ルカのお相手は・・・皆さん誰だと思いますか??
私は、ここは誰でも構わないと思います。ええ、妄想してくださいまし←ヲイ
約二年間、この連載?をやらせていただきました。
書き始めたときはルールも何も分からない、「書いてみようかな」程度でした。
それが色々な方に見ていただけて、本当に本当に嬉しかったです。
他のも書いていましたが、やっぱり一番愛着があるのはボカロ学園!です。
他のものは、続いていなかったりぱったり終わってしまったりで、中途半端ですみません;;
一番長かったボカロ学園!が無事終わったので、ほっとしています。
今後はプロフィールにもURLが張ってありますが、そちらのほうの活動を中心にやっていくつもりです。
何はともあれ、ボカロ学園!にメッセージをくれた方々、毎回読んでくださった方々、本当にありがとうございました!
飽きっぽい私がこんなに長く続けられたのは、皆様のおかげです。
ありがとうございました(´▽`*)
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