[A]
ひとりぼっち 見上げる空
時計の音が 心の中に響く
手を伸ばすには 大きすぎる空を
掴もうと 背伸びをした

[B]
散らばるぬいぐるみ ここが僕の世界
外れない鎖の中 誰かここから連れ出して

[S]
僕は時計塔のアリス
今日もひとり息を吐く
囲われた世界と歯車の中で
見えない明日を夢に見ていた


[A]
赤く染まる 今日が終わる
時計の音は ずっと変わらないまま
膝を抱えて 大きすぎる部屋を
見渡そうと 背伸びをした

[C]
ひとつまたひとつと
零れ落ちるこの心は
もう拾いきれないくらい
小さくなってしまった

[LS]
僕は時計塔とアリス
明日も今日もひとりきり
囲われた世界と扉の前で
名もない君がそこに立っていた

君が僕を連れ出してくれるなら

僕はもうひとりじゃないさ

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時計塔とアリス

街の時を司る時計塔に囚われた一人の少女のお話。

作曲者様が決まりました。ありがとうございます。

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投稿日:2018/09/03 22:52:30

文字数:350文字

カテゴリ:歌詞

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