在りし日の耀きを
ながる血潮の深く秘め
滅びし国の跡に 独りたたずむ
時も忘れて
もだして語らぬ かげろふ空の
散りゆく光をとらえ
遥か見晴るかす

すべては失われた
否 この身にたぎり満つ
滅びの時を越えて 光もとむる
命つらねて
立ち向かうは闇 胸にはともし火
絶えざる悲しみ燃やして
遥か朝めざす

猛々しくも気高き 真白き翼
果てしもなき蒼空 舞い上がれ高く
猛々しくも気高き 風切る翼
果てしもなき蒼空 歌声とともに

この空を大空を ひたすらにただ飛んで向かう光は
ひたむきな魂が向かう光は
とこしなえに耀く とこしなえに赤き血
とこしなえに息づく とこしなえに続く命

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

コンドルは飛んで行く(オリジナル日本語詩)

◆ フォルクローレのベスト盤CDのブックレットに載っていた↓の詩を基に、この名曲を日本語で唄うために作詞しました。
◆ 原詩はかなり怨念めいていますね。インカとかアンデスとかコンドルとか、固有名詞はあえて使っていません。もっと広く深く、失われたもの、それでもなお受け継がれていくものを表現してみたつもりです。
◆ その辺は『ともしびをかかげて』に代表されるローズマリ・サトクリフの作品から強い影響を受けています。
◆ いろは&がくぽの自動伴奏による歌⇒http://piapro.jp/content/0mgk7u2l25yh5qtp
――――――――――――――――――
(オスカル・バージェス作詞/高場将美約)
 インカ帝国はもう行ってしまった/
 太陽に向かって/死ぬために/
 その心のなかを行く一羽のコンドル/
 彼の死を泣きながら/飛んで行く飛んで行く/
 飛べ飛べコンドル、無限の空を/
 アンデス高原の影よ/南アメリカの伝統の象徴/
 インディオ民族の血

閲覧数:2,690

投稿日:2009/09/19 20:02:54

文字数:290文字

カテゴリ:歌詞

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  • チューハイP

    チューハイP

    ご意見・ご感想

    お、さっそくのコメントありがとうございます。
    レンくんに唄ってもらったので、よければ聴いてみてください。

    2008/08/03 18:52:04

  • 下地鶏

    下地鶏

    ご意見・ご感想

    おぉぉ、普通に(?)訳してあるのよりも渋くてカッコイイです…
    あの曲は聞いたらなかなか離れませんよね。自分は知らないうちに鼻歌歌ってたりしてます(苦笑
    今度思い出したときはチューハイさんverで日本語再生しますw

    2008/08/03 18:50:18

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