季節は夏。ようやく夏休みの宿題という悪魔の紙切れを(カイト以外)終えた頃、ミクがある一つの提案をしてきた。

「マスター。このイベントなんですか?」

ミクは暑そうにうちわを振りながら、ある一枚の広告を差し出した。

俺は暑そうに麦茶を飲みながら広告に目を通す。

「あぁ・・・夏祭りね・・・・」

俺が暮らす町内で毎年よくある夏祭りのイベントの広告だった。

どんなものかといえば、昼間は決まってカラオケで、夜は盆踊りをし、クライマックスには花火というそれはそれで中々大きな祭りである。近頃、財政難と聞いたが、こういうのはしっかりやれるのが俺の町のすごいとこである。

場所は公民館。普段は職員以外絶対寄らなさそうなところにここぞとばかりに大勢の人が集まる。なので、屋台もこれでもかと言わんばかりに本気なので、行っても損はまずしない。てかむしろ行った方がいい。

てなわけで、ひとまず(カイト以外)宿題が終わって暇だったので行くことにした。

しかし、まずは・・・・・

「買出しに行くか」

そう。祭りといえば浴衣!!夏の花は決まって海の水着と(ちなみに俺はスク水派)祭りの中の浴衣と決まっておろう!!反論する奴がいたらここに来い。叩きのめす。

が、

「あ、私も行きたいですけどいいですか?」

「え?浴衣!?いいな~」

「私も連れて行ってくれますよね?」

と、盗み聞きでもしたのかリン、メイコ、ルカの順で言い寄ってきてさらに、

「あの・・・僕も行っていいですか?」

「おしっ!!宿題おわったぁ!!僕も行く!!」

と、唯一の男共(レンとカイト)の順で言い寄ってきた。てか、カイト。お前はどうやって終わらせた?まさか人様の解答用紙でも見たんじゃあるまいな?おい?

はぁ・・・こりゃ出費がでかいぜ・・・・・・・・

外国にいる両親よ、すまん。負担してくれよ・・・と俺はひたすら願った。

                                続く

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ボーカロイドの夏祭り

夏祭りシリーズというのを始めてみました。続編は随時執筆予定です。

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投稿日:2010/08/28 21:15:05

文字数:838文字

カテゴリ:小説

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