夢を見てた 新しい匂いに慣れないまま
吐いた息は もう白くない
こすった目は まだ滲んでる
落としたもの 拾い集めながら数えた
ひとつ拾う度 またひとつ
落としたことに気付かないで
普通でいたいと思うのは異常か
泥濘んだ道 いつの間にか濡れた足下
いつも誰かに 笑われた気がした
こびりついて離れないや
わすれないよ! ずっとお守りにしてた
青いその言葉が
涙をやさしく乾かさなくても
掠れないように
記憶に閉じ込めておこう
あなたの残した轍が連れてってくれる
未読のままの手紙だって
異国の朝が寒くたって
記憶がなくなったとしても
地獄の中で手を繋ごう
気付いたこと ずっと見ないようにしてた足下
泥で汚れたつま先
こすったら それは滲んでく
もと居たとこ 振り返りながら探した
変わった街、音、朝焼け
あなたの声だけ そのままで
眠れない夜がすこしずつ増えた
ひと匙の価値を残した今日さえ
誰でも等しく照らす明かりのような
表情はもう分からないや
わすれないよ! ずっとお守りにしてた
青いその言葉が
わたしをやさしく慰めなくても
わすれないように 時々思い出しておこう
あなたの残したわたしに寄り添ってくれる
動かなくなった日々に 気付かないように
懐かしい匂いを探して戻りたかった
見えない、聞こえないふりをするから
早く行ってよ
ゆっくりと あなたのこと追いかけるから
忘れないよ、ずっと。
守ってくれてた
青いその言葉が
涙をやさしく乾かさなくても
掠れないように
記憶に閉じ込めておこう
あなたの残した轍が連れてってくれる
未読のままの手紙だって
異国の朝が寒くたって
記憶を失ったとしても 思い出せる
希望がなくたって
昨日までの日を捨て去って
二度とは戻らない場所で
記憶の中で手を繋ごう!
夢を見てた いつもの匂いに慣れてきた
吐いた息は もう白くない
こすった目は まだ滲んでる
落としたもの 拾い集めるのはやめよう
ひとつ落とす度 またひとつ
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